お知らせInformation
【みんげいの学校 –硝子‐】1日目無事終了
2016年11月24日
昨日勤労感謝の日は、【みんげいの学校】の第2回目となる硝子作り体験を開催しました。
祝日ということで家族連れの方で賑わい、初めての方から小さなお子様まで、皆さま楽しで作業しておられました。
一度吹きガラスの体験をされたことがある県外からのお客様には、ここまで丁寧に作業できたのは初めてだと喜んでいただくことができ、こちらとしても嬉しい限りです。
そしてガラス作りは何をやるのかよく分からないという方も多いかと思いますので、昨日の作業風景とともに体験の流れをご案内いたします。
今週末11月26(土)、27(日)も開催いたしますので、ご興味のお持ちの方はどうぞお気軽に出雲民藝館までお問い合せください。
~【みんげいの学校 –硝子‐】体験の流れ~
①出雲民藝館で受付していただいた後、民藝館からほど近いZap glass studioに移動。布野康先生の説明に聞き入る体験者様。小学生からはお1人で、幼児のお子様は保護者の方と一緒に作ります。
②見本をもとにコップのデザイン・色を自分たちで考えます。それをもとに色ガラスを並べて・・・
③吹き棒の先に溶かしたガラスを巻き取り、並べた色ガラスを付けて吹き込みます(※この作業は布野先生が行います)
④今度は体験者様が息を吹き込みます。どんどん膨らんでいくガラスに心躍ります。
⑤好みの大きさに膨らませたら、次はガラスの底にポンテ棒をつけ、口元の棒を切り離します。トントン、と叩くとポン!と気持ちよく外れるこの作業、皆さんとても楽しんでおられました。
⑥ガラスの口を仕上げるため、約1200℃で再加熱し、洋バシを使って口の形を整えていきます。
⑦そしてついに、世界にひとつだけのオリジナルコップが完成!この後コップは除冷窯の中に入れ、一晩かけてゆっくりと冷まします(お渡しは翌々日以降となります)。
また今月27日(日)まで、布野先生の作品を民藝館にて展示・販売していますので、こちらもぜひご覧いただければと思います。
小川舞雨子