展示会・イベントEvent
みんげいの学校 ‐筒描藍染‐
開催期間2017年10月29日(日)
かつて綿の栽培が盛んであった出雲地方では、明治以前より嫁ごしらえ(嫁入り道具)や孫ごしらえ(出産祝い)として、1枚の藍染めに縁起物の文様を入れた風呂敷や蒲団地、子負い帯に湯上げといった祝いの品々を贈る風習がありました。今では風呂敷にその風習を残すのみとなり、かつては60〜70軒あったと言わる紺屋も、今では長田染工場ただ1軒が、筒描藍染の伝統を守りながら日常を彩る品々を作り続けています。
当館では現在、筒描藍染を中心に山陰の染織を数多く展示しており、このたび長田染工場さんをお招きして、筒描藍染のレクチャー&ワークショップを開催いたします。ワークショップでは大判のハンカチを作成していただきます。文様からご自身で考えて、下絵描き~糊付け作業までを行います。
この秋は出雲の伝統【筒描藍染】を体験してみませんか?
【先生】長田染工場さん
【開催日】10月29日(日)
【プログラム】
10:00〜10:30 筒描藍染レクチャー
10:30〜12:00 筒描体験
【参加費】3,500円(入館料・材料費等込み)
【定員】15名
【備考】
- 筒袋の数に限りがありますので、5名様ずつ順番に体験していただきます。
- 藍染は後日長田染工場で行います。お渡しまで2~3週間かかります。
【応募方法】
予約制となりますので、出雲民藝館(0853-22-6397)までお電話いただくか、お申込フォームよりお申し込み下さい。