展示会・イベントEvent

開催期間2018年9月8日（土）

出西窯という共同体の中で、経営者として、一人の陶工としての仕事を全うした多々納弘光。その個人へ焦点が当たることは多くありませんでしたが、残した功績は現在の出西窯の仕事へ脈々と受け継がれていることは確かです。

好評開催中の特別展「多々納弘光の仕事」の関連企画でもある今回のトークでは、「一個人として」「共同体の代表として」そして「父として」といった側面から、弘光の息子であり出西窯の現代表・多々納真氏にお話を伺い、知られざる弘光の人となりを紐解いていきます。

概要

日時：9月8日（土）　14:00〜（約90分）
会場：出雲民藝館　本館
※聴講無料・申込不要

話し手

多々納真（たたのしん）
出西窯／出西ビレッジ代表取締役・陶工

1959年、島根県簸川郡（現・島根県出雲市）生まれ。大学卒業後、出西に戻り作陶を始める。第二世代の中心となり、時代が求める使いやすくシンプルかつ美しい器作りに励んでいる。

村上豊隆（むらかみとよたか）
日本民藝館学芸員

1975年、東京生まれ。 日本民藝協会事務局として雑誌『民藝』の編集実務などとともに、日本民藝館学芸員も兼務している。